ペットへのアロマセラピー
アロマセラピーは、特に日本では
医療行為としては認められていません。
ヒーリング、セラピーそのものが「リラックス」のためのもので
治癒を目指すものではないと懐疑的な意見も多いのが現実です。
そのため、セラピーやヒーリングは、まだまだ日常のものにはなっていません。
ましてや動物のためのセラピーなどもまだまだ確立しているとは
言えない段階だと思います。
傷が癒える、心が癒えるのは「痛み」「苦しみ」の
傷口が、自らの力で修復され、治癒していくから。
縫い合わせること、悪い部分を取り除くだけが治癒ではないはずです。
自らの力で修復され、治癒すると、ホッとして、安らぐ。もう大丈夫と思える。
その感覚は大切。傷が癒える、心が癒える以上の
強さ、免疫を引き出せるから。
嗅覚が鋭敏なペットは香りの嗅ぎ分けも、香りと記憶の関係も
強いものがあり、恐怖を感じながら、不安を感じながら受けるセラピーは
逆効果となる恐れもあります。「何かを治すため」ではなく
「癒える力を引き出すため」に施すことが大切です。
言葉を人間レベルで理解できないペットへのアロマセラピーは
安らぎと、信頼を感じる環境で提供されなくてはなりません。
今までどちらかと否定的だったペットへのアロマセラピーは
少しずつ実績を重ね、信頼を広げています。
人間へのアロマセラピーもそうですが、
個々の動物の身体の機能を知ると、注意すべきこともわかり
安全に前向きな変化をもたらすことができることがわかってきたからです。
赤ちゃんや子供へのアロマセラピー、
そして動物へのアロマセラピーは
その小さな存在を保護する大人の心身も併せて安定させる
素晴らしいもの。
これから、私も丁寧に広げていきたいと思っています。
写真は私の愛猫です。
性格は悪かったけどれ、私を信頼してくれた存在で、私はたくさんの自信をもらいました。
まだセラピストになる前の出会いと別れでした。
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